催眠療法・心の病のホームページ

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雲上の富士

マインド・サイエンス 井手無動 (IDE MUDO)の ブログです。 時々更新しますので訪れて下さい。
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催眠療法

ここ10数年の間に、
脳のメカニズムとヒトの内的世界を結びつけることが、
脳のイメージング技術の画期的な発展により、
脳の機能解剖や代謝の詳細な研究、
さらには情動や注意、認知、意識のメカニズムに対する
実験神経科学的なアプローチの研究が可能になりました。

これまでは、精神の科学への主観的アプローチが精神分析であり、
客観的アプローチが神経科学(脳科学)として分離されていました。
しかし、現代はこれらの内的世界と外的世界が合流し始めているのです。

心の病とも深く関わっている、意識や情動、記憶といったような精神機能の神経科学は、
今や内的世界の精神分析を追い越しているといっても過言ではないのです。

ただ、意識・無意識の問題において、
脳がいかにして主観的な気づき(awareness)=意識を生み出すのかを
神経組織の基本特性によって説明することはいまだできないようです。
また、無意識の領域としての大脳辺縁系も、かなり漠然と定められた理論的な概念なのです。

さらに、身体の内的世界が私たちの心的世界に及ぼす影響も無視できません。
脳は外部環境と身体の内部環境との二つの世界の間におかれているのです。
内部環境とは、呼吸、消化、血圧、体温のコントロール、生殖などの世界のことを指しています。

無意識としての辺縁系の重要な部位である視床下部は自律神経のコントロール機構です。
ゆえに、心の病(パニック発作)でよく起こる身体症状としての自律神経の誤作動(混乱)は
辺縁系の主要部位でもある扁桃体に絡む情動が作り出すのです。
この情動はまたトラウマによって無意識的に影響を受け続けています。

それゆえに、この情動系が作り出す心の病や精神的苦痛を治すためには、
情動の制御を司る前頭前野という理性の領域に働きかける心理療法が不可欠になるのです。
これは適切な心理療法として行うことができて初めて意味をなします。

情動=感情に働きかける催眠暗示だけでは、情動のコントロールを恒常的にすることはできないのです。
それゆえに、臨床心理学で、「理性の理解、感情の納得」が重要で必要だと言われてきたのです。
催眠療法で本当に価値ある結果を望むのであれば、
催眠という脳の情動系に働きかけることができる技術を活用して、
理性へ働きかける適切な心理療法をおこないながら、催眠性暗示や脳神経回路の修正(認知の修正)
や新たな条件付け(イメージ・トレーニング、メンタル・リハーサル)などの様々なテクニックを
駆使することができて初めて、催眠療法としての再発しない素晴らしい効果が望めるのです。
08/05/24(土) 21:45

催眠療法って本当に効果があるの?

こんな質問に皆さんはどう答えられますか?
過去に催眠療法を受けた経験がある方は、自分の経験で感想を話されると思います。
それを聞いて、受け